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トッキー
2017.11.28 03:06その他ニュース

白鵬は安倍首相に似ている

門弟メーリングリストの
意見をご紹介します!



 一昨日の千秋楽は白鵬優勝でした。
最終日を待たずに今回一敗のみで優勝を
決めていたのですが、その一敗の嘉風との
取り組み(12日目)の態度(軍配への
クレームアピール)には唖然でした。
というか本性見たり、という不快さ。

 また、優勝のインタビューで、この度の
日馬富士暴力事件の不祥事を角界代表の
ような態度で詫びの挨拶をしたり、
挙句に「万歳三唱」の音頭を取ったりと、
—もう不快を通り越して
「な、何をこのシト勘違いしているんだ
・・・??」と怒りを感じました。

 以前から気に障っていたのは、
軍配に載せた賞金ののし袋の束を
受け取っていく時のブン!とさらっていく
ような仕草です。
「どうだ!、オレが賞金勝ち取ったぜ!」
という目付きも嫌です。
番付は「賞金ランキング」と同意味と
思っている態度に見えます。

 猫騙しはやるし、いやらしい技?も
するし、—確かにとても勝ち負けには
強いけれど、何年かするうちに「目」が
違ってきたし、今ではすっかり
「嫌いな力士」になってしまいました。

 相撲はそんなに熱心に観ているわけ
ではありませんが、南信の御嶽山の麓、
木曽町出身の力士・御嶽海を注目、
応援しています。幕下の頃から信毎では
御嶽海を応援し詳しい記事を掲載して
いましたし、地元テレビのお蕎麦のCM
(木曽は蕎麦が名産)にも出ていて
ちょっと恥ずかしそうな笑顔が可愛い?!です。

 ゴングで試合開始ではなく、相撲は
しこを踏んだり蹲踞(そんきょ)したり
塩を撒いたり(土俵を清める)しつつ
徐々に気を高めていく時間の張り、
いよいよ立ち合いの呼吸の緊張感、
そして取り組みそのもの、
—やはり見入ってしまいます。
 力士—異形(あの大きさ、鍛えられた筋肉、
まわしだけで身体そのもの)がぶつかり合う
姿は“神事”を感じさせます。

 その千秋楽での白鵬は、
「この度の不祥事(日馬富士暴行事件を
指している)云々・・」と言っていましたが、
≪不祥事≫の最たるものは、場所中の
ご自分、土俵を汚す態度、そしてその今
している言動そのものでしょう。
また、暴力事件の現場にいた当事者の
一人で現在捜査中の身でもあるのです。
「優勝」なんて些末事とさえ言えると思います。

 安倍一強?!が続き、徐々に感覚は狂い、
それを制止する力もかすれて
現状を招いています。
先の解散総選挙の時も「国難脱出の
ための解散だ」と言っていましたが
「『国難』とはあなたご自身の
ことでしょう」は正しいです。

 「『不祥事』とはあなたご自身の
ことでしょう」。強ければ、優勝の回数が
多ければいいのか。試合に強ければ
何でも許され、本部も軽い注意くらいで
済ます。千秋楽には国技の場で我が物顔の
とんでもない勘違いの態度をとる。
それに拍手をし、「万歳三唱」に唱和する
観衆がいる・・・。

 「万歳」って「君が代は千代に八千代に・・・」
と同様、文字通り「万の歳」を重ね長く長く
御代の弥栄を願い寿ぐ言葉でしょう。
なんでこの状況下で、さらに白鵬が
音頭取るのですか?。そしてなんで観衆の
大多数がもろ手を挙げて追随し、
さらに拍手してしまうのでしょうか。

 ニュースでも大きくは取り上げていません。
「一強への忖度」?!が風潮となり、
いろいろな場合で蔓延しています。

 すぐに連想するのは――2013年4月28日、
「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」
で、安倍晋三首相始め出席者が
「万歳三唱」を行い、
天皇皇后両陛下が確かに顔色を変えられた
ことです。どんなに悲憤の思いでおられた
ことかと拝察すると胸が痛くなるようです。

 健やかな皇室の存続を最も阻んで
いるのは安倍ですし、さらに当時この日の
時点では沖縄は依然占領下で「日本」
ではなかったのですから。

 【万歳】—御代が万年も続いて、
日本の国柄を保ち守っていこう、と願う
本来の意味は消え失せ、「俺の思い通りに
なってうれしいぞー」
「やんややんや、その通りでごぜえますー」
というガッツポーズ・阿りに堕して
しまったのでしょうか。 


相撲の話題だけなら、
「やっぱりモンゴル人にはわからないのか」
という話になってしまいそうですが、
安倍首相なんかもっとわかっていないわけで、
もはや、本当に日本の国柄、日本の美学を
知っている日本人がどれだけいるのかと
不安になってきます。

トッキー

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